アキヨシアザミ〈秋吉薊〉(キク科 アザミ属) 花期は9〜11月。
モリアザミとの区別点は、
・茎葉が鋸歯縁となり、
・総苞片が8-9列で、
・総苞片は多少とも反曲し、
・総苞内片と中片に痕跡的な腺体があること。
分布は山口県秋吉台。
【@を拡大しました - 茎葉が鋸歯縁となり】
12.10.10 撮影
【@を拡大しました】
12.10.10 撮影
【A総苞片が8-9列で、総苞片は多少とも反曲し、】
12.10.10 撮影
【B総苞内片と中片に痕跡的な腺体があること】
12.10.10 撮影
【Cこれもアキヨシアザミ - 総苞片が8-9列】
12.10.10 撮影
* * * * * 下見をした時撮った画像から * * * * *
【D昨日までモリアザミとしていましたが、アキヨシアザミ】
12.10.2 撮影
【Dを拡大しました - 総苞内片と中片に痕跡的な腺体があること】
12.10.2 撮影
【E総苞片が8-9列】
12.10.2 撮影
【Eを拡大しました - 総苞内片と中片に痕跡的な腺体があること】
12.10.2 撮影
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◇門田先生のお話◇
「現行の分類システムではアキヨシアザミはモリアザミの変種という扱いになっていますが、
私は両者は別種と考えております.
アキヨシアザミは,茎葉が鋸歯縁となり,総苞片が8-9列で,総苞片は多少とも反曲し,
総苞内片と中片に痕跡的な腺体があることがモリアザミとの区別点です.
この観点からは,HP「たこさんの秋吉台日記」の「モリアザミ」はアキヨシアザミと思われます」。
◎調査の結果、今日現在、秋吉台ではモリアザミは確認されていませんので、
私の花のリストから1種消えることになりました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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