アキタブキ Petasites japonicus ssp.giganteus〈秋田蕗〉
(キク科 フキ属) 花期は 2〜4月。
北国の山野に生える多年草。
各地に一般的に見られるフキの亜種で全体的に大型となる。
フキと同様、早春の若い花茎はフキノトウ、
葉柄は「きゃらぶき」などとして親しまれている。
葉は花のあと地下茎の先から叢生し、腎円形で直径1.5mにもなり、
葉柄は長さ2mに達する。
雌雄異株。
雄株の頭花はすべて両性の頭状花からなり、黄色っぽい。
雌株の頭花はほとんどが雌花からなる。
雌株の雌花のみが結実する。
花期:3〜5月 分布:北、本(東北地方、北陸地方)
− 増補改訂新版「山に咲く花」 −
フキの変種で葉が大きく、葉身は直径1.5m、葉柄は長さ2mにもなり、 ふつう紫色を帯びる。 苞の長さ6.5-10cm。フキノトウも大きい。
ふつう栽培されているのは、このアキタブキの栽培品種である。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 雌株の頭花はほとんどが雌花からなる】
21.2.22 撮影
【@を拡大しました − 雌株の雌花のみが結実する】
21.2.22 撮影
【Aこの個体の頭花は、赤みを帯びています】
21.2.22 撮影
【Aを拡大しました − 雌株ですね】
21.2.22 撮影
【B雌株の頭花はほとんどが雌花からなる】
21.2.22 撮影
ここに、花盛りの頃に来ていないことに気づきました。
今年こそ、花盛り〜結実の時を見に来ます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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