2021年 7月10日  アキノタムラソウ



【@開花確認は7月2日でした − 家族旅行村ミニ植物観察園で】
21.7.2 撮影

          アキノタムラソウSalvia japonica〈秋の田村草〉(シソ科 アキギリ属)花期は7〜11月。
         山野の疎林や道ばたにふつうに見られる多年草。
         高さ20-80cmになる。
         葉は3出葉、または1〜2回羽状複葉、まれに単葉をつけることもある。
         羽片は長さ2-5cm、上面は毛がないか、またはまばらに毛があり、
         縁には鋸歯がある。
         茎の上部は多少分枝して、長さ10-25cmの長い花穂となり、
         まばらに花をつける。
         花期はふつう7〜11月。
         萼は唇形、ときに腺毛があり長さ5-6mm、内面には環状に白毛がある。
         花冠は紫色〜青紫色で長さ10-13mm、
         やや斜上し、内面の基部近くに毛環がある。
         雄蕊は初め上唇に沿って斜めにやや突き出て、やがて下方に曲がる。
         分果は長さ1.5-2mm。
         本州〜琉球、朝鮮半島・台湾・中国に分布する。
         非常に変異が多く、西日本には5月に開花する系統や
         匍匐枝を出す系統が知られている。
          − 改訂新版「日本の野生植物5」 −

         茎の上部に長さ10-25cmの花穂をだし、長さ1-1.3cmの青紫色の唇形花を数段輪生する。
         花は大口を開けたカバが並んでいるように見える。
         花冠の外側には白い毛が多い。
          −増補改訂新版「野に咲く花」 −

                 
【A家族旅行村ミニ植物観察園では、こんな姿があちこちで見られるようになりました】
21.7.7 撮影
                                 
【Aを拡大しました −葉は3出葉、または1〜2回羽状複葉、縁には鋸歯がある
21.7.7 撮影

【Aを拡大しました −茎の上部は多少分枝して、長さ10-25cmの長い花穂となり、まばらに花をつける
21.7.7 撮影

【B花冠は紫色〜青紫色で長さ10-13mm
21.7. 撮影

【Bを拡大しました −やや斜上し、内面の基部近くに毛環がある
21.7.7 撮影

* * * * * * * おまけ − 今日7月10日に開花確認した花を* * * * * * *

【C チョウセンガリヤス − 地獄台の遊歩道わきで】
21.7.10 撮影

【D クズ − ホウライカズラに向かっていた藪の中で】
21.7.10 撮影

【E オニユリ −1時間以上探してもコオニユリばかり… 同行の友人が、「あれは?」】
21.7.10 撮影
【Eを拡大しました −近寄れないけど、「オニユリにしよう!」】
21.7 10 撮影
カメラ&レンズに感謝!


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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