2021年 11月19日  アキノキリンソウ



【@今秋も、草原や林縁で随分楽しませてもらいました − 妙見原で】
21.11.19 撮影

               アキノキリンソウ Solidago.virgaurea〈秋の麒麟草/別名アワダチソウ〉 
                             (キク科 アキノキリンソウ属) 花期は9〜12月。
              黄色の花をベンケイソウ科のキリンソウに例えたことによる。
              日当たりのよい山地にふつうにある多年草。
              高さ35-80cm、上部には短毛がある。
              根生葉はふつう開花時には枯れるが、長い柄があって、
              葉身は卵形から長楕円形、縁に毛が生え、先に微凸のある鋸歯がある。
              茎の下部や中部の葉には有翼の葉柄があり、
              葉身は卵形、卵状長楕円形または長楕円状披針形で、
              長さ7-9cm、幅1.5-5cm、鋭頭または鋭尖頭、基部は円いかくさび形、
              ときにやや心形、縁に内曲する鋸歯がある。
              上部の葉は無柄で長楕円状披針形、表面に毛を散生し、裏面は無毛。
              花は8〜11月。
              頭花は径12-14mm、枝の先に散房状または総状につき、
              頭花の柄は長さ3-6mmで毛があり、長さ1mmほどの苞がある。
              頭花は縁に雌性の舌状花が1列あり、舌状花は長さ6.5-8mm、黄色で稔る。
              筒状花は両性で、黄色

              総苞は狭鐘形で長さ5-5.5mm、外片は長さ約1mmほど。
              痩果は円柱形で毛を散生するか、無毛。冠毛は長さ3.5mm。
              暖帯〜温帯に生育し、北海道〜九州と朝鮮半島に分布し変異が多い。
               − 改訂新版「日本の野生植物5」 −

【@を拡大しました − 頭花は径12-14mm、枝の先に散房状または総状につき
21.1119 撮影
                                 
【A2株目を】
21.11.19 撮影

【Aを拡大しました −】
21.11.19 撮影

【B3株目を】
21.11.19 撮影

【Bを拡大しました −北海道〜九州と朝鮮半島に分布し変異が多い
21.11. 撮影

【Bを拡大しました −頭花は縁に雌性の舌状花が1列あり、舌状花は長さ6.5-8mm、黄色で稔る
21.11.19 撮影
 「筒状花は両性で、黄色」



* * * * * * * おまけ* * * * * * *

【C妙見原から剣山を散策しました】
21.11.19 撮影
山頂に、「秋吉台国定公園空爆演習場反対記念の塔」が立っています。


【D遊歩道の両脇の草が紅葉しながら、随分高く伸びています】
21.11.19 撮影

【E左手に龍護峰を見ながら剣山へ】
21.11.19 撮影

  きょうは、剣山から晩秋の秋吉台360度展望を独り占めで堪能しました。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP