2021年 9月16日  アキノハハコグサ −その2



【@総苞の詳細の撮影に挑戦しました − 総苞は球鐘形で長さ約4mm、総苞片は5列で淡黄色
21.9.16 撮影

           アキノハハコグサ Pseudognaphalium hypoleucum (キク科 ハハコグサ属) 
                                             花期は 9〜11月。
           乾いた草原に生える一年草。
           茎は1本立ちになるか数本叢生して直立し、高さ30-80cmとなり、
           上部で分枝し、白い綿毛がある。根生葉はない。
           茎葉は披針形で、長さ4-5cm、幅2.5-7mm、鋭頭、
           基部は少し広がって半ば茎を抱き、
           表面は緑色でしばしば薄く綿毛があり、
           裏面は綿毛があって白い。
           花期は9〜11月。
           頭花は茎や枝の先に多数散房状に集まってつく。
           総苞は球鐘形で長さ約4mm、径は乾燥状態で6-7mm、
           総苞片は5列で淡黄色、開花後は開出する。
           外片は短くて白毛がある。
           痩果は長さ約0.5mm、細点がある。
           冠毛は汚白色で長さ約3mm。
           本州〜九州、朝鮮半島・中国・台湾・フィリピン・東南アジア・ヒマラヤ・
           インド・西アジアに分布する。
           絶滅危惧TB類(EN)。        
            − 改訂新版「日本の野生植物 5」 −  

           山口県絶滅危惧TA類(CR) − レッドデーターブックやまぐち 2019

                 

【@を拡大しました −極細の白色短毛に全体が覆われていて、詳細の撮影は無理でした 】
21.9.16 撮影
                                 
【A】
21.9.16 撮影

【Aを拡大しました −ピントが合っているのかどうかさえ分かりません 】
21.9.16 撮影

【B 冠毛は汚白色で長さ約3mm
21.9.16 撮影

【Bを拡大しました − 冠毛は汚白色で長さ約3mm
21.8.16 撮影

                 冠毛が撮れていたので、今年はこれで諦めました。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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