アキカラマツ Thalictrum minus〈秋唐松〉
(キンポウゲ科 カラマツソウ属) 花期は7〜9月。
山の草原に生える高さの50-150cmの多年草。
葉は2〜4回3出複葉で、小葉は楕円形、長さ1-3cm。
花序は大型で円錐状に広がり、多数の花をつける。
花は直径約1cm。花弁はなく、萼片は3〜4個、楕円形で長さ約4mm、早落性。
雄しべは多数。花糸は糸状で葯より細く、葯は淡黄色。
【A花序は大型で円錐状に広がり、多数の花をつける】
15.7.1 撮影
【B葉は2〜4回3出複葉で、小葉は楕円形】
15.7.1 撮影
【C茎 − 無毛】
15.7.1 撮影
【D】
15.7.1 撮影
【Dを拡大しました − 葉柄−無毛】
15.7.1 撮影
【Bを拡大しました − 葉表−無毛】
15.7.1 撮影
【E葉裏 − 無毛】
15.7.1 撮影
【F花序 − 無毛】
15.7.1 撮影
【G花は直径約1cm。花弁はなく、萼片は3〜4個】
15.7.1 撮影
【Gを拡大しました − 萼−無毛】
15.7. 撮影
【H雄しべ − 無毛】
15.7.1 撮影
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【イワカラマツ Thalictrum sekimotoanum〈岩唐松/別名ナツカラマツ〉
日当たりの良い岩壁や礫地に生える多年草。
アキカラマツに似ているが、
茎、葉柄、小葉の両面、花序、萼の外面、雄しべ、痩果などに微腺毛が密生して粘る。
花期は6月でアキカラマツより早い。】
ということで、紛れもないアキカラマツでした。
アキカラマツは、オカトラノオ同様に、秋吉台では紛らわしい種がないために、
毎年いい加減に見てきましたので、良い勉強の機会になりました。
そして、来年はもっと早い時期に、イワカラマツがないか探そうと思っています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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