アキチョウジ Isodon longitubus〈秋丁字〉(シソ科 ヤマハッカ属)
花期は9〜10月。
地の半日陰に生える多年草。
茎は四角で高さ70-100cm、稜に下向きの毛がある。
葉は対生し、狭卵形で長さ7-15cm、幅2.5-5cm、
まばらに毛があり、先は鋭くとがり、縁には低い鋸歯があり、
基部はくさび形に狭くなって葉柄の翼に移行する。
花は青紫色で、やや一方向に偏った細長い花穂をつくる。
萼はやや唇形、長さは花時に2.5-3mm、果時には6-7mm、
上唇は3裂し、裂片は三角形で鋭頭、
下唇はやや長く、2裂し、裂片は細長い。
花冠は長さ1.7-2cmで筒部が著しく長く、
上唇は浅く4裂して立ち上がり、下唇はボート状で前に突き出る。
分果は平滑で長さ約2mm。
− 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
【@を拡大しました − 花は青紫色で、やや一方向に偏った細長い花穂をつくる】
17.10.11 撮影
【A花冠は長さ1.7-2cmで筒部が著しく長く】
17.10.11 撮影
「萼はやや唇形、上唇は3裂し、裂片は三角形で鋭頭、
下唇はやや長く、2裂し、裂片は細長い」
【B今日、近づける位置で花が残っていました】
17.10.30 撮影
【Bを拡大しました − 上唇は浅く4裂して立ち上がり、下唇はボート状で前に突き出る】
17.10.30 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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