アケボノソウ〈曙草〉(リンドウ科) 花期は9〜10月。 山地の水辺に生える高さ60〜90pの2年草。茎葉は卵形または披針形で、先はとがり、基部はくさび形。鋸歯はなく、3主脈が目立つ。茎頂で枝を分け、白色の花を開く。花冠は直径約2p。
アケボノソウが今日、27日に開花しました。
昨年が9月20日でしたが、昨年の記録をもとに、その1週間前には様子を見ることにしていますので、ずいぶん待った感じです。
四国カルストに行く前日の17日まで通い、四国で満開状態のアケボノソウをたくさん見ても「帰ったら咲いているから、秋吉台で・・・」と、1枚も撮らなかった、待ちに待ったアケボノソウ。
この湿地では、ざっと数えて15株ありますが、きょう咲いていたのは、この2輪だけでした。
【近寄って、違う方向から】
05.9.27 撮影
枝先の花は、つぼみのときに虫に食べられたようです。
【上の画像を拡大しました】
05.9.27 撮影
「和名は、星形に開いた花冠の黒紫色の斑点と黄緑色の丸い模様を
明け方の星に見立てたことによる」
この湿地で、私はまだマムシを見たことはありませんが、
足元が悪いので、いつも長靴に履き替えて入っています。
|