アケボノソウSwertia bimaculata〈曙草〉(リンドウ科 センブリ属)
花期は 9〜11月。
山地の水辺に生える2年草。
和名は花冠の裂片に黒紫色の斑点があるのを夜明けの空に見立てたもの。
茎は緑色で高さ60-90cmになる。
根生葉は大型の長楕円形で花時にはなくなる。
茎葉は卵形または披針形で、長さ5-12cm、
先はとがり基部はくさび形で、全縁、3主脈が目立つ。
茎頂で枝を分け、まばらな集散状円錐花序に花を開く。
花柄は長さ1-5cm。
花冠は黄白色、直径2cmほど。
基部近くまで4〜5深裂し、裂片は広倒披針形で長さ10-13mm。
中央より少し上方に直径1.5mmの円形黄緑色の蜜腺溝が2個あり、
その上部に濃紫色の斑点がある。
【@を拡大しました】
16.10.20 撮影
【@を拡大しました − 茎葉は卵形または披針形で、先はとがり基部はくさび形、全縁、3主脈が目立つ】
16.10.20 撮影
【A】
16.10.20 撮影
【B花冠は黄白色、直径2cmほど。基部近くまで4〜5深裂】
16.10.20 撮影
【C中央より少し上方に円形黄緑色の蜜腺溝が2個あり、その上部に濃紫色の斑点がある】
16.10.1 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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