アケボノソウ〈曙草〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10〜11月。
山地の水辺に生える高さ60〜90cmの2年草。
花冠の裂片に黒紫色の斑点があるのを夜明けの星に見立てた名。
根生葉は大型の長楕円形で花時にはなくなる。
茎葉は卵形または披針形で、先はとがり基部はくさび形。全縁、3主脈が目立つ。
花はまばらな集散状円錐花序につく。花柄は長さ1〜5cm。
花冠は黄白色、4〜5深裂し、裂片は広倒披針形で長さ10あ^13mm。
中央より少し上方に直径1.5mmの円形黄緑色の蜜腺溝が2個あり、
その上部に濃紫色の斑点がある。
【A】
11.10.20 撮影
【B花冠の裂片に黒紫色の斑点があるのを夜明けの星に見立てた】
11.10.24 撮影
【Bを拡大しました − 中央より少し上方に直径1.5mmの円形黄緑色の蜜腺溝が2個あり】
11.10.24 撮影
【Bを拡大しました − その上部に濃紫色の斑点がある】
11.10.24 撮影
センブリ・ムラサキセンブリ・イヌセンブリとは違い、蜜腺溝の周りに毛がありませんね。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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