アカネスミレ Viola phalacrocarpa〈茜菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜4月。 花が紅紫色、つまり茜色なのでこの名がある。 日当たりのよい山野に生える。
高さは10cmほどで、葉、花柄、萼などのほか、子房や刮ハ、唇弁の距に短毛が生える。
葉はみな根生、葉先はとがらず、花期には長さ1-4cm、幅1-3cm、
両面とも短毛を密生する。
花は直径2cm、淡紅紫色〜紅紫色で紫色のすじが入る。
花弁は長さ1-1.3cm。側弁には突起毛がある。
唇弁の距は細長く、長さ6-8mm。
【@を拡大しました − 花は淡紅紫色〜紅紫色で紫色のすじが入る。側弁には突起毛がある】
16.4.6 撮影
「花は生江のとおり茜色のものが標準だが、濃紫色、紅紫色、淡紅紫色と変化が多い」
(いがりまさし「日本のスミレ」)
【A高さは10cmほどで】
16.4.6 撮影
【Aを拡大しました − 葉、花柄、萼などのほか、子房や刮ハ、唇弁の距に短毛が生える】
16.4.6 撮影
【B 葉はみな根生、葉先はとがらず】
16.4.6 撮影
【Bを拡大しました − 両面とも短毛を密生する】
16.4.6 撮影
【Bを拡大しました − 両面とも短毛を密生する】
16.4.6 撮影
【C】
16.4.6 撮影
【Cを拡大しました − 両面とも短毛を密生する】
16.4.6 撮影
「全体に毛が多く、特に距や子房、果実などに毛があるのが大きな特徴。
しかし地域によっては側弁の基部以外は無毛のものもある」(いがりまさし「日本のスミレ」)
今日の日記のは、典型的なアカネスミレを見つけて書きましたが、
側弁の基部以外は毛が少なく、距が無毛のものもありました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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