ヤドリギViscum album var.coloratum〈宿木〉 (ビャクダン科 ヤドリギ属) 花期は2〜4月。 茎は緑色で、無毛。 2叉分枝を繰り返して広がり、高さ30-80cmになる常緑低木。 ケヤキ、ブナ、サクラ、シナノキ、ヤナギなど種々の落葉広葉樹に寄生する。 葉は柄がなく、倒披針形で長さ2-8cm、幅0.5-1cm、全縁、 先は円く、下部は次第に狭くなり、両面無毛、 ふつう3本の太い脈がある。 2〜3月、枝の上部にほとんど無柄の花序をつくり、1〜3個の花をつける。 雌雄異株。 雄花は2個の苞に包まれて4個の厚い花被片があり、長さ約4mm、 花被片の内側に葯が合着する。 雌花は2個の苞に包まれ広楕円形で、長さ約3mm、先は4裂する。 花柱はごく短い。
果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれて
淡黄色または橙赤色に熟す。 北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
ふつうに見られるヤドリギは果実が淡黄色だが、
果実が橙赤色品種をアカミヤドリギf.rubroaurantiacumという。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【@を拡大しました − ヤドリギ − 果実が淡黄色】
22.1.14 撮影
【A赤実があるかも知れないと探したら、ありました!】
22.1.14 撮影
【Aを拡大しました −ヤドリギは果実が淡黄色だが、果実が橙赤色品種をアカミヤドリギという】
22.1.14 撮影
【Aを拡大しました −果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれて】
22.1.14 撮影
【B別の宿主にも赤実がありました】
22.1.14 撮影
【Bを拡大しました −果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれ】
22.1.14 撮影
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3月に、開花を確認する楽しみができました。
今日は日差しがあったので、気温3℃は楽しく散策できる天候でした。
秋吉台に来れば何かがあります。明日も歩こう。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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