2022年 1月14日  アカミヤドリギ



【@この宿主(エノキ)に寄生している個体はすべてヤドリギでした − 家族旅行村で】
22.1.14 撮影

           ヤドリギViscum album var.coloratum〈宿木〉
                        (ビャクダン科 ヤドリギ属) 花期は2〜4月。
        茎は緑色で、無毛。
        2叉分枝を繰り返して広がり、高さ30-80cmになる常緑低木。
        ケヤキ、ブナ、サクラ、シナノキ、ヤナギなど種々の落葉広葉樹に寄生する。 
        葉は柄がなく、倒披針形で長さ2-8cm、幅0.5-1cm、全縁、
        先は円く、下部は次第に狭くなり、両面無毛、
        ふつう3本の太い脈がある。
        2〜3月、枝の上部にほとんど無柄の花序をつくり、1〜3個の花をつける。
        雌雄異株。
        雄花は2個の苞に包まれて4個の厚い花被片があり、長さ約4mm、
        花被片の内側に葯が合着する。
        雌花は2個の苞に包まれ広楕円形で、長さ約3mm、先は4裂する。
        花柱はごく短い。
        果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれて
        淡黄色または橙赤色に熟す。
        北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
        ふつうに見られるヤドリギは果実が淡黄色だが、
        果実が橙赤色品種をアカミヤドリギf.rubroaurantiacumという。
         − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

【@を拡大しました − ヤドリギ − 果実が淡黄色】
22.1.14 撮影
                                 
【A赤実があるかも知れないと探したら、ありました!】
22.1.14 撮影

【Aを拡大しました −ヤドリギは果実が淡黄色だが、果実が橙赤色品種をアカミヤドリギという
22.1.14 撮影

【Aを拡大しました −果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれて
22.1.14 撮影

【B別の宿主にも赤実がありました】
22.1.14 撮影

【Bを拡大しました −果実は球形で径約8mm、液質の半透明の花被に包まれ
22.1.14 撮影
                    3月に、開花を確認する楽しみができました。


 今日は日差しがあったので、気温3℃は楽しく散策できる天候でした。
 秋吉台に来れば何かがあります。明日も歩こう。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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