2022年 1月15日  ナギナタガヤ



【@ため池そばの荒れ地で小群落をつくっていて、複数個体が開花していました】
22.1.15 撮影

          ナギナタガヤ Vuipia myuros〈薙刀茅/別名ネズミニシッポ〉
                             (イネ科 ナギナタガヤ属) 花期は4〜6月。
         細い花序を薙刀やネズミの尾に見立てたもの。
         英名も同じ意味の Rat'stailで、種小名はハツカネズミの尾の意味。
         地中海沿岸原産の高さ30-50cmの1〜2年草。
         明治初期に入り、各地に帰化している。とくに海岸や河原に多い。
         葉は0.5-1mmと細く、ふちは内側に巻く。
         花序は長さ10-20cm、幅1-2cmの細い円錐状。
         小穂は長さ6-8mmで、3〜5個の小花がある。
         外花頴には長さ1.5cmの長い芒がある。
         花期:5〜6月 分布:地中海沿岸原産
         − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました −花序は長さ10-20cm、幅1-2cmの細い円錐状
22.1.15 撮影
                                 
【@を拡大しました −外花頴には長さ1.5cmの長い芒がある
22.1.15 撮影

なぜか厳寒の今、季節外れに開花していました。


【A葉は0.5-1mmと細く、
22.1.15 撮影

【Aを拡大しました −ふちは内側に巻く
22.1.15 撮影

【B秋吉台では高くても30cmほどです − 昨年5月に撮影していました】
21.5.19 撮影

【Bを拡大しました −花序は長さ10-20cm、幅1-2cmの細い円錐状
21.5.19 撮影


【Bを拡大しました −小穂は長さ6-8mmで、3〜5個の小花がある
21.5.19 撮影
「外花頴には長さ1.5cmの長い芒がある」


 ナギナタガヤを日記にいつ書いたのか?
 春らんまんの頃には、秋吉台のあちこちでたくさん、踏まれながら咲いているというのに、
 20年以上、日記には一度も書いていない上に、保存している画像も無いことが判明!
 昨年撮影の未処理の画像ホルダー「5月」に、ただ1枚あり、少し救われた思いです。
 何と言えばいいのでしょう・・・。
 

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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