2017年 6月26日  アカメガシワ



【①秋吉台に多いアカメガシワ - 今年は特に目立ちます - 雄株】
17.6.26 撮影

        アカメガシワ Mallotus japonicus 〈赤芽柏/別名ゴサイバ・サイモリバ〉
                          (トウダイグサ科 アカメガシワ属)花期は6~7月。
      昔、葉をカシワと同じように食器に使い、新芽が赤いので名がある。
      山地に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄異株。
      葉は互生。葉身は長さ7-20cmの卵形または広卵形。
      ふちは全縁または波打ち、ときに浅く3裂する。
      枝先に長さ7-20cmの円錐花序を出し、花弁のない小さな花を多数つける。
      雄花は苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3~4裂する
      雄しべは多数、花糸は長さ約3mm。
      雌花は苞のわきに1個ずつつき、萼は2~3裂する。

      子房は刺状の突起があり、紅色の星状毛と白い腺点に覆われる
      花柱は3個で、乳頭状突起が密生する。
      乳頭状突起は初め紅色で、成熟すると黃色になる

【②雄株】
17.6.24 撮影
                                 
【③枝先に長さ7-20cmの円錐花序を出し、花弁のない小さな花を多数つける
17.6.24 撮影

【③を拡大しました -雄花は苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3~4裂する
17.6.24 撮影

【④雄しべは多数、花糸は長さ約3mm
17.6.24 撮影

* * * * * * *

【⑤雌株 - 雌花序】
17.6.23 撮影

【⑤を拡大しました - 雌花は苞のわきに1個ずつつき、萼は2~3裂する
17.6.23 撮影

【⑥子房は刺状の突起があり、紅色の星状毛と白い腺点に覆われる
17.6.23 撮影

【⑥を拡大しました - 花柱は3個で、乳頭状突起が密生する
17.6.23 撮影

【⑦若い雌花です - 乳頭状突起は初め紅色で、成熟すると黃色になる
14.6.25 撮影

   日記用の画像を撮りたいのに風で揺れる日が多く、揃うまでに日にちがかかりました。
   「紅色の乳頭状突起」が撮れなくて、古い画像を使いました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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