アカメガシワ Mallotus japonicus 〈赤芽柏/別名ゴサイバ・サイモリバ〉
(トウダイグサ科 アカメガシワ属)花期は6~7月。
昔、葉をカシワと同じように食器に使い、新芽が赤いので名がある。
山地に生える高さ15mになる落葉高木。雌雄異株。
葉は互生。葉身は長さ7-20cmの卵形または広卵形。
ふちは全縁または波打ち、ときに浅く3裂する。
枝先に長さ7-20cmの円錐花序を出し、花弁のない小さな花を多数つける。
雄花は苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3~4裂する。
雄しべは多数、花糸は長さ約3mm。
雌花は苞のわきに1個ずつつき、萼は2~3裂する。
子房は刺状の突起があり、紅色の星状毛と白い腺点に覆われる。
花柱は3個で、乳頭状突起が密生する。
乳頭状突起は初め紅色で、成熟すると黃色になる。
【②を拡大しました - 雄花序 - 枝先に長さ7-20cmの円錐花序を出し】
14.6.22 撮影
【②を拡大しました -花弁のない小さな花を多数つける 】
14.6.22 撮影
【③雄花は苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3~4裂する。雄しべは多数】
14.6.22 撮影
【④雌株 - 上の雄株と同じ川岸で】
14.6.22 撮影
【⑤雌花序】
14.6.22 撮影
【⑤を拡大しました - 花柱の乳頭状突起は初め紅色で、成熟すると黃色になる】
14.6.22 撮影
【⑥咲き始めの雌花序 - アップ画像を撮りたくて歩き回って見つけました】
14.6.22 撮影
【⑥を拡大しました - 花柱は3個で、乳頭状突起が密生、乳頭状突起は初め紅色】
14.6.22 撮影
【⑦ - ⑥のそばの雄株は花盛りでした】
14.6.22 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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