アカガシ〈赤樫/別名オオガシ・オオバガシ〉(ブナ科 コナラ属) 花期は5〜6月。
山地に生える高さ20mなる常緑高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ7〜15cmの長楕円形で、ややかたい革質。左右は不揃い。
先端は長くとがり、基部は広いくさび形。普通全縁だが、ときに上半部に波形の鋸歯がある。
表面は深緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。葉柄は長さ2〜4cm。
雄花序は新枝の下部から多数垂れ下がり、長さ6〜12cm、花序の軸や苞には白い軟毛が密生する。
雌花序は新枝の上部の葉腋に直立し、雌花が5〜6個つく。
雌花序には褐色の軟毛が密生する。
【枝を】
09.5.14 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.5.14 撮影
「先端は長くとがり、基部は広いくさび形。普通全縁」
【下方の昨年の葉をつけた枝を】
09.5.14 撮影
「表面は深緑色で光沢があり」
【上の画像を拡大しました】
09.5.14 撮影
「葉柄は長さ2〜4cm」
「全縁で先が長くとがり、葉柄が長い葉」を目安に、探しました。
【雄花序】
09.5.14 撮影
「雄花序は新枝の下部から多数垂れ下がり、長さ6〜12cm」
【樹皮は ― 一番上の画像を拡大しました】
09.5.14 撮影
昨年見つけた直後に病院から電話があり、母の様子が悪いとのこと。それからここに来る時間がとれず、ほぼ1年ぶりに「本当にアカガシ?」と、どきどきしながら来ましたが、間違いないと思います。
とりあえず、いつもの100mmマクロレンズで撮りましたが、葉と雄花序を撮り直し、雌花序を撮りたいと思っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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