アブラガヤ Scirpus wichurae〈油茅〉(カヤツリグサ科 アブラガヤ属)
花期は 7〜9月。
花序が油光りし、油くさい。
山野の湿地に生える高さ1-1.5mの多年草。
茎は太くてかたく、鈍い3稜形で、5〜8個の節がある。
葉は幅0.5-1.5cmの線形。葉鞘は茎をぴったりと包む。
茎の先や上部の葉腋から花序の枝を出し、それぞれ数回分枝して、小穂を多数つける。
小穂は1〜5ずつ集まってつき、長さ4-8mmの楕円形〜長楕円形で、
多数の鱗片がらせん状につき、果実が熟すと鱗片は赤褐色になる。
【A高さは1.5mほどあります】
15.7.29 撮影
【B茎の先や上部の葉腋から花序の枝を出し】
15.7.29 撮影
【C葉は幅0.5-1.5cmの線形。葉鞘は茎をぴったりと包む】
13.8.7 撮影
【Dそれぞれ数回分枝して、小穂を多数つける】
15.7.29 撮影
【Dを拡大しました − 小穂は1〜5ずつ集まってつき、長さ4-8mmの楕円形〜長楕円形】
15.7.29 撮影
【E花盛りのころは】
13.8.7 撮影
【Eを拡大しました】
13.8.7 撮影
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アブラガヤは画像があるのに、なぜか日記に書いていなかったのす。
今年、「画像が揃ってから」との気持ちは捨て、古い画像を使いながら、開花確認と同時に書きました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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