ブタナ Hypochaeris radicata〈豚菜〉(キク科 エゾコウゾリナ属)花期は1〜12月。 フランスの俗名 Salade de pore(ブタのサラダ)を訳したものという。 ヨーロッパ原産の多年草。 1933年に札幌で気づかれ、その後各地で帰化しているのが判明した。 葉はすべて根生し、分裂しないものから羽状に深裂するものまで変化がある。 花茎は高さ50cm以上になり、上部で1〜3個枝分かれする。 頭花は黄色で直径3-4cm。 痩果には刺状の突起が密生し、先は長いくちばし状にのびる。 冠毛は羽毛状。 花期:6〜9月 分布:ヨーロッパ原産
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 花の跡があるので「新規」ではなく、「昨秋から引き続いて咲いている花」です】
21.1.20 撮影
【@を拡大しました − ほかの場所では咲いていなかったです】
21.1.20 撮影
今日1月20日現在の、開花確認の状況をまとめました。
現在の確認総数=60種 (昨年は、92種)
・昨秋から引き続いて咲いている花は 、41種。(昨年は、75種)
タチツボスミレ・ホトケノザ・セイヨウタンポポ・サツマイナモリ・ナズナ・ヒメツルソバ・ヒメマツバギク・
スカシタゴボウ・ヒメキンセンカ・オオイヌノフグリ・コハコベ・雑種タンポポ・ヤツデ・イヌガラシ・
ノボロギク・ムラサキツメクサ・ノゲシ・オオミツバハンゴンソウ・シロバナタンポポ・シロツメクサ・
セトガヤ・アキノタネツケバナ・カズノコグサ・ウシハコベ・ルベラナズナ・シナダレスズメガヤ・
ヒメジョオン・ヤマジノギク・オニノゲシ・コスミレ・ヨメナ・ヤブツバキ・オニタビラコ・ヤクシマツバキ・
ヤマアイ・ノハラツメクサ・カンツバキ・オランダミミナグサ・ビワ・カタバミ・ブタナ
・今年に入って新規に開花した花は、19種。(昨年は、17種)
コタチツボスミレ・ノミノフスマ・スズメノカタビラ・ ムラサキカタバミ・キバナシロタンポポ・
キビシロタンポポ・ツクシスズメノカタビラ・ヒメオドリコソウ・オドリコソウ・カンサイタンポポ・カミヤツデ・
ウメ・コタネツケバナ・キツネノボタン・ミチタネツケバナ・タネツケバナ・アキヨシミミナグサ・
ニオイタチツボスミレ・フラサバソウ
暖冬だった昨年と比べたら、「昨秋から引き続いて咲いている花」は34種少なく、新規は2種多いです。
今年は久しぶりにこの時期らしい寒い冬と感じていますが、数字も それを表しています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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