2021年 1月20日  ブタナ開花



ブタナの詳細は、2018年12月10日の日記に。

【@今年初めて見たブタナの花です − 家族旅行村の駐車場で】
21.1.20 撮影

          ブタナ Hypochaeris radicata〈豚菜〉(キク科 エゾコウゾリナ属)花期は1〜12月。
         フランスの俗名 Salade de pore(ブタのサラダ)を訳したものという。
         ヨーロッパ原産の多年草。
         1933年に札幌で気づかれ、その後各地で帰化しているのが判明した。
         葉はすべて根生し、分裂しないものから羽状に深裂するものまで変化がある。
         花茎は高さ50cm以上になり、上部で1〜3個枝分かれする。
         頭花は黄色で直径3-4cm。
         痩果には刺状の突起が密生し、先は長いくちばし状にのびる。
         冠毛は羽毛状。
         花期:6〜9月 分布:ヨーロッパ原産
          − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました − 花の跡があるので「新規」ではなく、「昨秋から引き続いて咲いている花」です】
21.1.20 撮影
                                 
【@を拡大しました − ほかの場所では咲いていなかったです】
21.1.20 撮影

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 今日1月20日現在の、開花確認の状況をまとめました。
 現在の確認総数=60種 (昨年は、92種)

 ・昨秋から引き続いて咲いている花は 、41種。(昨年は、75種)
  タチツボスミレ・ホトケノザ・セイヨウタンポポ・サツマイナモリ・ナズナ・ヒメツルソバ・ヒメマツバギク・
  スカシタゴボウ・ヒメキンセンカ・オオイヌノフグリ・コハコベ・雑種タンポポ・ヤツデ・イヌガラシ・
  ノボロギク・ムラサキツメクサ・ノゲシ・オオミツバハンゴンソウ・シロバナタンポポ・シロツメクサ・
  セトガヤ・アキノタネツケバナ・カズノコグサ・ウシハコベ・
ルベラナズナ・シナダレスズメガヤ・
  ヒメジョオン・ヤマジノギク・オニノゲシ・コスミレ・ヨメナ・ヤブツバキ・オニタビラコ・ヤクシマツバキ・
  ヤマアイ・ノハラツメクサ・カンツバキ・オランダミミナグサ・ビワ・カタバミ・ブタナ 

 ・今年に入って新規に開花した花は、19種。(昨年は、17種)
  コタチツボスミレ・ノミノフスマ・スズメノカタビラ・ ムラサキカタバミ・キバナシロタンポポ・
  キビシロタンポポ・
ツクシスズメノカタビラ・ヒメオドリコソウ・オドリコソウ・カンサイタンポポ・カミヤツデ・
  ウメ・コタネツケバナ・キツネノボタン・ミチタネツケバナ・タネツケバナ・アキヨシミミナグサ・
  ニオイタチツボスミレ・
フラサバソウ

 暖冬だった昨年と比べたら、「昨秋から引き続いて咲いている花」は34種少なく、新規は2種多いです。
 今年は久しぶりにこの時期らしい寒い冬と感じていますが、数字も それを表しています。
 

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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