ユズリハ〈譲葉〉 花期は4〜5月。 新葉が開いてからあとを譲るように古い葉が落ちることからこの名がある。雌雄別株。山地に生える高さ10mになる常緑高木。葉は互生し、葉身は長楕円形〜倒披針形で、ふちは全縁。革質で表面は光沢があり、裏面は白色を帯びる。前年枝の葉腋から長さ4〜12pの総状花序を出す。
秋吉台に多いユズリハ。
今、林では、花をたくさんつけた雄株があちこちで見られますが、雌株は少なく、探し回ってやっと昨日、4年ぶりに雌花を見つけました。
【雄花序】
「雄花は花弁の萼片もなく、雄しべが6〜12個ある。
花糸は離生し、褐紫色の葯が目立つ」
【雌株】
05.4.28 撮影
低いところで雌花が咲いているのを初めて見ました。
【上の画像を拡大しました】
「雌花の萼片は小さいかまたはない。
子房は長さ1〜2oの狭卵形。
柱頭は褐紫色で、2〜4個が外側にそり返る」
昨日と今日、何枚も撮りましたが、強風でずっと揺れて、これが一番ましな画像ですが、
「長さ1〜2oの子房・褐紫色の柱頭」は見えますよね。
4月28日(木) 晴れ。
今年遅れていたセイヨウミヤコグサがやっと開花しました。
開花確認は11種したのに、風が強く、備忘録程度の撮影になりました。
|