ヤサカブシ Aconitum nikaii Nakai〈八坂附子〉 (キンポウゲ科 トリカブト属) 花期は9〜10月。 ヤマトリカブトの北陸・近畿地方亜種イブキトリカブトに似ているが、
葉は質が厚く光沢があり、3中裂し、 花弁の距は細くかつ長く、360度まで屈曲する。
花柄と上萼片には屈毛が生える。 染色体数=32。 山口県の特産 − 改訂新版「日本の野生植物2」 − 花は両性で、左右相称。
萼片は5枚あって、花弁状で青紫色。
頂萼片は、先がずんぐりと丸め。
雄しべは多数。 分布:山口県(山口市・美祢市) − 門田裕一先生のメモ から−
【@を拡大しました −葉は質が厚く光沢があり、3中裂 】
19.10.25 撮影
【A萼片は5枚あって、花弁状で青紫色】
19.10.25 撮影
【Aを確認しました − 頂萼片は、先がずんぐりと丸め】
19.10.25 撮影
【B花柄と上萼片には屈毛が生える。雄しべは多数】
19.10.25 撮影
雨上がりの今日、友人と再び来たところ、地主さんが庭に出ておられ、手を振り合いました。
今年は、ヤサカブシ生育地の3か所とも元気な姿を見ることができましたが、
私が知らなかった過去の年月も、こうして栄枯盛衰を繰り返しながら、生育してきたのですね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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