2021年 6月11日  ヤナギモ


【@6月4日には全体が水没し、全く確認できなかったのが、今日は姿が見えました】
21.6.11 撮影

           ヤナギモ Potamogeton oxyphyllus (ヒルムシロ科 ヒルムシロ属) 花期は6〜7月。
          淡水の湖沼や河川、水路に生える沈水生の多年草。
          根茎が発達する。
          茎は細く分枝が多い。
          葉はすべて沈水葉で、無柄、葉身は線形で、長さ5-12cm、幅2-3.5mm、
          5脈があり、先端は鋭頭、縁は全縁。
          托葉は葉身と独立して茎を抱き、長さ1.5-2.5cm。
          日本では花期は6〜9月。
          花序柄は長さ2-5cm。
          穂状花序長さ6-12mmで密に花をつける。
          花は5〜9個。
          果実は長さ3-3.5mm。
          北海道〜九州、朝鮮半島・中国に分布する。
          和名は〈柳藻〉で、葉の形による。
          イトモとの間に、葉幅が1.5-2mmで3〜5脈の自然雑種
          アイノコイトモイP.×orientalis hagstr.を形成する。
           − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
                 
【@を拡大しました − 茎は細く分枝が多い。葉はすべて沈水葉で、無柄
21.6.11 撮影
「葉身は線形で、長さ5-12cm、幅2-3.5mm」
                                 
【@を拡大しました − 花序柄は長さ2-5cm。穂状花序長さ6-12mmで密に花をつける
21.6.11 撮影

池の手すりの上からカメラを乗り出させた形で撮影のため、これが限度で、詳細が撮れません。


 この溜め池で確認して20年以上が経ちました。
 開花の時期の晴れた日にだけ水面から姿を出し、その時には穂状花序を確認しています。
 分かっていることはそれだけですが、毎年、開花確認してきました。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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