ヤナギモ Potamogeton oxyphyllus (ヒルムシロ科 ヒルムシロ属) 花期は6〜7月。
淡水の湖沼や河川、水路に生える沈水生の多年草。
根茎が発達する。
茎は細く分枝が多い。
葉はすべて沈水葉で、無柄、葉身は線形で、長さ5-12cm、幅2-3.5mm、
5脈があり、先端は鋭頭、縁は全縁。
托葉は葉身と独立して茎を抱き、長さ1.5-2.5cm。
日本では花期は6〜9月。
花序柄は長さ2-5cm。
穂状花序長さ6-12mmで密に花をつける。
花は5〜9個。
果実は長さ3-3.5mm。
北海道〜九州、朝鮮半島・中国に分布する。
和名は〈柳藻〉で、葉の形による。
イトモとの間に、葉幅が1.5-2mmで3〜5脈の自然雑種
アイノコイトモイP.×orientalis hagstr.を形成する。
− 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
【@を拡大しました − 茎は細く分枝が多い。葉はすべて沈水葉で、無柄】
21.6.11 撮影
「葉身は線形で、長さ5-12cm、幅2-3.5mm」
【@を拡大しました − 花序柄は長さ2-5cm。穂状花序長さ6-12mmで密に花をつける】
21.6.11 撮影
池の手すりの上からカメラを乗り出させた形で撮影のため、これが限度で、詳細が撮れません。
この溜め池で確認して20年以上が経ちました。
開花の時期の晴れた日にだけ水面から姿を出し、その時には穂状花序を確認しています。
分かっていることはそれだけですが、毎年、開花確認してきました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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