ヤマザクラ Cerasus jamasakura〈山桜〉(バラ科 サクラ属) 花期は3〜4月。
日本の野生サクラの代表で、山地に広く自生し、
古くから人々に愛好されている。落葉高木。
高さ15-25mになり、樹皮は暗褐色。
新芽は赤、茶色、黄色、緑色など変異が多い。
成葉は長楕円形、卵状長楕円形、または卵形で長さ8-12cm。
ふちには細くて鋭い鋸歯があり、裏面は白緑色。
葉柄の上部に2個の腺点がある。
3月下旬〜4月上旬、直径2.5-3.5cmで白色または淡紅白色の花が
散房状に2〜5個咲く。
雄しべは35〜40個で無毛。
花弁は5個で円形または広楕円形。
萼筒は長鐘形で萼片は全縁。
果実はほぼ球形で5〜6月に紫黒色に熟す。
用途:庭木、街路樹、盆栽、花材、建築・家具・器具・彫刻・楽器材、
樹皮は細工物
分布:本(宮城・新潟県以西)、四、九、朝鮮南部
− 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −
【A 高さ15-25mになり、樹皮は暗褐色】
20.3.23 撮影
【B直径2.5-3.5cmで白色または淡紅白色の花が散房状に2〜5個咲く】
20.3.23 撮影
【C雄しべは35〜40個で無毛。花弁は5個で円形または広楕円形】
20.3.23 撮影
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【D林道わきで咲いていた株を】
20.3.30 撮影
【Dを拡大しました −この個体は若葉の赤色が目立ちます 】
20.3.30 撮影
【E直径2.5-3.5cmで白色または淡紅白色の花が散房状に2〜5個咲く】
20.3.30 撮影
【F成葉は長楕円形、卵状長楕円形、または卵形で、ふちには細くて鋭い鋸歯があり】
20.3.30 撮影
【G 萼筒は長鐘形で萼片は全縁】
20.3.30 撮影
【Gを拡大しました】
20.3.30 撮影
【H 雄しべは35〜40個で無毛。花弁は5個で円形または広楕円形】
20.3.30 撮影
* * * * * きょう開花を見たのは2種でした * * * * *
【I タムシバMagunolia salicifolia〈噛柴/別名カムシバ・ニオイコブシ〉(モクレン科 モクレン属)】
20.3.30 撮影
【J サルトリイバラ Smilax china L.〈猿捕茨〉(サルトリイバラ科 サルトリイバラ属)】
20.3.30 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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