ヤマトキソウ Pogonia minor〈山朱鷺草〉(ラン科 トキソウ属) 花期は5~6月。
山地、丘陵の日当たりのよい草地に生える高さ10-20cmの多年草。
根茎は横にはい、地上茎を出す。
茎の中央より少し上に1葉をつける。
葉はやや厚く肉質、長さ3-7cmの長楕円形、基部は狭まり茎に沿って流れる。 茎頂に上を向いた1花をつけるが、ほとんど開かず淡紅色。
背萼片・側萼片は線状被針形、長さ12mm。 側花弁は萼片と同長で幅が広い。 唇弁は長楕円形、萼片や側花弁より少し短く、3裂し、側裂片は小型、 中裂片の表面に肉質突起が密生する。 [山口県絶滅危惧ⅠA類]
【②最近涼しい日が続いているからか、今が“一番きれいな時”です】
15.6.7 撮影
【③】
15.6.7 撮影
【③を拡大しました】
15.6.7 撮影
【④ - ③の左の花】
15.6.7 撮影
【⑤】
15.6.7 撮影
【⑤を拡大しました】
15.6.7 撮影
友人Aさんに開花を教えてもらい、以来、体調が優れない中で観察会の準備やコースの下見に
追われ、毎年必ず複数回訪れるヤマトキソウがたくさん咲くこの草原に、きょう初めて来ました。
友人たちが異口同音に「今年はたくさん咲いています」と、言われたとおり、どれを撮って良いの
か迷うほど、賑やかでした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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