ヤマルリソウ Omphalodes.japonica〈山瑠璃草〉(ムラサキ科 ルリソウ属) 花期は2〜5月。 山の木陰や谷沿いの斜面に生える多年草。 根生葉はロゼット状に広がり、倒被針形で長さ7-20cm、幅2-5cm、 圧着する密な細毛とまばらな長毛を混生する。
茎は多数斜上し、開出した白毛が多く、高さ7-20cm。 茎葉は2〜3枚、長楕円形で、基部が半ば茎を抱く。
花序は2-7cmで分枝せず、苞は最下の2または3花の基部にあって葉状。
花は径約1cm、淡青紫色で、4〜5月に開き、花柄は長さ花時に3−10mm、 果時には下垂して8-17mmm、萼は長さ5-8mmに大きく伸びる。 分果は肥厚部の縁が平滑で長さ約3mm。 本州(福島県・石川県以南)〜九州に分布する。 − 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【A同じ谷沿いで 9日後に一番咲いていた個体を】
21.3.14 撮影
【Aを拡大しました −花序は2-7cmで分枝せず、苞は最下の2または3花の基部にあって葉状 】
21.3.14 撮影
【B別の林縁で − 茎は多数斜上し、開出した白毛が多く、高さ7-20cm】
21.3.14 撮影
【Bを拡大しました − 花は径約1cm、淡青紫色】
21.3.14 撮影
以前ヤマルリソウがたくさん見られた場所は、木が切られ、桜が植えられてしまい、
ヤマルリソウは姿を消してしまいました。
気軽に行けるところに無くなって、開花直後の姿しか撮れていないことが多くなり、
今年は少し頑張ってみました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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