2021年 3月18日  ヤマルリソウ



【@今年の開花確認は3月5日、最近では少し遅めの開花でした − 谷沿いの木陰で】
21.3.5 撮影

          ヤマルリソウ Omphalodes.japonica〈山瑠璃草〉(ムラサキ科 ルリソウ属) 
                                             花期は2〜5月。
         山の木陰や谷沿いの斜面に生える多年草。
         根生葉はロゼット状に広がり、倒被針形で長さ7-20cm、幅2-5cm、
         圧着する密な細毛とまばらな長毛を混生する。
         茎は多数斜上し、開出した白毛が多く、高さ7-20cm。
         茎葉は2〜3枚、長楕円形で、基部が半ば茎を抱く。
         花序は2-7cmで分枝せず、苞は最下の2または3花の基部にあって葉状
         花は径約1cm、淡青紫色で、4〜5月に開き、花柄は長さ花時に3−10mm、
         果時には下垂して8-17mmm、萼は長さ5-8mmに大きく伸びる。
         分果は肥厚部の縁が平滑で長さ約3mm。
         本州(福島県・石川県以南)〜九州に分布する。
          − 改訂新版「日本の野生植物5」 −
         

【A同じ谷沿いで 9日後に一番咲いていた個体を】
21.3.14 撮影
                                 
【Aを拡大しました −花序は2-7cmで分枝せず、苞は最下の2または3花の基部にあって葉状
21.3.14 撮影

【B別の林縁で − 茎は多数斜上し、開出した白毛が多く、高さ7-20cm
21.3.14 撮影

【Bを拡大しました − 花は径約1cm、淡青紫色
21.3.14 撮影

 以前ヤマルリソウがたくさん見られた場所は、木が切られ、桜が植えられてしまい、
 ヤマルリソウは姿を消してしまいました。
 気軽に行けるところに無くなって、開花直後の姿しか撮れていないことが多くなり、
 今年は少し頑張ってみました。  
 

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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