ヤマコウバシ〈山香し/別名モチギ・ヤマコショウ〉(クスノキ科) 花期は4月。
枝を折るとよい香りがすることからつけられた名前。山地に生える高さ3〜5mの落葉低木。葉は互生し、長楕円形〜楕円形。ふちは全縁で波打つ。展開し始めた葉の間から絹毛が密生した短い花柄を数個のばし、淡黄色の小さな花をつける。果実は液果。直径7oほどの球形で、10〜11月に黒く熟す。
【今年は果実をつけた株もたくさん見られます】
05.10.31 撮影
【こんな時もありました―花期】
05.4.16 撮影
ヤマコウバシが開花する4月中旬は、毎日5〜10種の開花があり、
花のころは、日記への出番がありませんでした。
【上の画像を拡大しました―雌花】
05.4.16 撮影
「雌雄別株だが、日本には雌株だけで、雄株なしで結実する。
花被は6個。長さ約1.5oの広楕円形。
仮雄しべが9個あり、子房と花柱は花被片から突き出る」
【こんな時もありました―初冬〜芽吹く直前まで】
05.3.1 撮影
「葉は枯れても枝に残り、翌年の春に落ちる」
今年も、間もなくこんな姿になります。
枯れた葉が、年を越しても枝にしがみついているのを見た友人が、「未練がましい」と・・・。
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