2014年 10月17日  ヤブツバキが10月14日に開花しました



【@台風19号の翌日、観察会のコース下見を仲間と行った後 − 林縁で】
(風が強かったため、これ以上大きくできない画像です) 14.10.14 撮影

         ヤブツバキ Camellia japonica〈薮椿/別名ツバキ・ヤマツバキ〉
                              (ツバキ科 ツバキ属) 花期は11〜4月。   
        海岸や沿岸の山地に多い高さ5-6mになる常緑高木。
        葉は互生。
        葉身は長楕円形〜卵状楕円形で、先端は鋭くとがり、ふちには細かい鋸歯がある。
        質は皮質で両面無毛。表面は濃緑色で光沢がある。
        枝先の葉腋に赤色の花をつける。
        花は直径5-7cmで、花弁は平開しない。
        花弁は5個、長さ3-5cmで質は厚く、先端はへこむ。
        雄しべは多数、花糸は白色で下半部は合着して筒状となり、基部は花弁と合着する。
             

【A2日後、開花は2つに】
14.10.16 撮影
                                 
【B − Aの右側の花 − 14日に開花した花】
14.10.16 撮影

ヤブツバキの過去の開花記録を調べてみたところ、11月6日〜20日に開花で、10月中に開花したのは2009年の10月14日が1回あっただけです。
今年は過去の一番早い開花に並ぶ早い開花ということです。
草原の花もどんどん咲き進んでいくし、今日、地元の農家の方も「今年は秋の深まりが早い」と…。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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