4月2日  ワラビ・セイヨウカラシナ

              ワラビ                  05.4.2 撮影
   
 ワラビ〈蕨〉(ワラビ科) 時期は4〜6月。
 日当たりのよい草地に生える夏緑性のシダ。山菜の王者といわれ、春早く伸び出した若芽をつみ取り、あく抜きをして食べる。胞子嚢群は葉の裏のふちにつく。成葉は長さ1〜2mにもなる。


 高知県から来られた知人に「もう食べられるくらい伸びていたよ」と教えてもらった、オートキャンプ場のワラビです。
 (ワラビは花ではありませんが、秋吉台の季節を感じられる植物の一つとして、伸び出した時を確認しています。)

                   セイヨウカラシナ(アブラナ科)                       
                        05.4.2 撮影
 
 セイヨウカラシナ〈西洋芥子菜〉 花期は3〜5月。
 カラシナ類は交配によって人が作り出した植物といわれ、ロシアで広く栽培、北アメリカやヨーロッパ各地に野生化している。戦後日本にも野生型が入り込み、大群落をつくるのが見られ、栽培品のカラシナに比べやせているだけで、本質的な違いはない。


                   【上の画像を拡大しました】                   

「セイヨウアブラナに似ているが、花はやや小さく、葉の基部は茎を抱かない」

       地元では早春の山菜として親しまれているようで、フキの花と同様に、
咲いたかと見に来たら折られていることが多く、開花を見るのが難しいのです。
     
                 
 4月2日(土) 曇り。
 四国カルストの知人の一家5人が秋吉台に来られ、家族旅行村でキャンプされているのを訪ね、一緒に龍護峰に登りました。
 広いオートキャンプ場は、春休みの土曜日だというのに知人の車だけで、寂しい限りでした。