ウルシ Rhus vemiciflua〈漆〉(ウルシ科 ウルシ属) 花期は 5〜6月。
中国・インド原産の高さ7+10mになる落葉高木。雌雄異株。
古い時代に渡来し、漆をとるために渓谷沿いの比較的湿潤な所に栽培され、
野生化したものも見られる。
樹皮は灰色。縦に浅く裂け、鱗片状にはがれる。
葉は互生。長さ25-40cmの奇数羽状複葉で、4〜7対の小葉がある。
小葉は長さ6-15cmの卵状長楕円形または長楕円形で全縁、先は鋭くとがる。
表面は無毛。裏面の脈上には軟毛が密生する。
花序は長さ10-15cmの円錐状、黄緑色の小さな花を多数つける。
花序の軸には開出する短毛がある。
花弁は5個、長さ2.5mmほどの楕円形で、大きく反り返る。
【A実は、右の蕾の木が目的で、ウルシは私には邪魔な存在だったのです − 右の木何か分かります?】
14.6.1 撮影
【B同行の徳光さんが「ウルシ!」と。『新しく見つけた花』が、こんな風に出現したのは初めて】
14.6.1 撮影
【C「ヤマウルシ・ツタウルシ・ヤマハゼ・ハゼノキ、これで全部と思っていた」←私】
14.6.1 撮影
【D長さ25-40cmの奇数羽状複葉で、4〜7対の小葉がある】
14.6.1 撮影
【Dを拡大しました − 表面は無毛】
14.6.1 撮影
【E】
14.6.1 撮影
【Eを拡大しました − 裏面の脈上には軟毛が密生する】
14.6.1 撮影
【F円錐状の花序に黄緑色の小さな花を多数つける】
14.6.1 撮影
【Fを拡大しました −花弁は5個、長さ2.5mmほどの楕円形で、大きく反り返る − 雌花です】
14.6.1 撮影
「花序の軸には開出する短毛がある」
【G樹皮は灰色。縦に浅く裂け、鱗片状にはがれる】
14.6.1 撮影
|
そばの白い花序の木は、十数年探し続け、とうとう見つけた木です。開花が待ち遠しい。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|