ツヤナシイノデ(オシダ科 イノデ属) 夏緑性。
サカゲイノデによく似ているが、葉柄下部には淡茶色で長卵形の鱗片が密生し、
葉柄中・上部や中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm、上向きか斜め外向きにつき、
下向きに圧着してつくことはない。
葉身は2回羽状複生、サカゲイノデよりやや小さく、小羽片は卵状長楕円形で斜上し、鈍頭、
先端はやわらかい刺状、辺縁には鋸歯があり、その先端は細くてやわらかい刺になる。
葉質はやや厚めの草質、鮮緑色。
胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間か、やや中肋寄りにつく。
本州(東北地方南部以西)・四国・九州(最南部を除く)で、低地山林の林床に生じる。
【葉柄を】
11.2.6 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.2.6 撮影
「葉柄中・上部や中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm、上向きか斜め外向きにつく」
【葉質はやや厚めの草質、鮮緑色】
11.2.6 撮影
【中軸上面の鱗片は】
11.2.8 撮影
【中軸下面の鱗片は】
11.2.8 撮影
「中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm、上向きか斜め外向きにつき、
下向きに圧着してつくことはない」
【上の画像を拡大しました】
11.2.8 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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