ツルニチニチソウ Vinca major〈蔓日日草〉 (キョウチクトウ科 ニチニチソウ属) 花期は3〜6月。 南ヨーロッパ・北アフリカ原産の常緑半つる性の多年草。 明治時代に園芸植物として導入され、逸出し、 人家付近から杉林の林床まで、さまざまな場所で自生状態になっている。 茎は細く、地際から出て広がり、花をつける茎はやや立ち上がり、 花をつけない茎(栄養枝)は匍匐するが、普通は分枝せず下根しない。 葉は対生し、有柄、卵円形で全縁、光沢があり、長さ3-5cm。 花は花茎の上部の各節に1花ずつ交互につき、平開し、
紫色で直径約4cm。花冠は5裂する。
【@を拡大しました − 一昨年の開花確認は1月23日でしたから、今年は随分待たされました】
17.3.5 撮影
【A今日咲いていた2つ目の花です】
17.3.5 撮影
【B写真展で展示のツルニチニチソウ】
13.4.3 撮影
【Bを拡大しました − 写真展では全て、これまでで一番と思った画像を使いました】
13.4.3 撮影
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【@2月26日に開花確認したのとは別の林縁の崖、ツルニチニチソウの上で − 雌株です】
17.3.5 撮影
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コショウノキ Daphne kiusiana〈胡椒の木〉
(ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属) 花期は2〜4月。 暖地の山地に生える高さ1mになる常緑小低木。雌雄異株。 葉は互生。葉身は長さ4-16cmの長楕円形または披針形で、ふちは全縁。 表面は光沢があり、両面とも無毛。 枝先にジンチョウゲに似た白い花を頭状に数個つける。 花には花弁はなく、萼筒は白色、肉厚で長さ8-10mm、 先は4裂し、外面には細い毛が密生する。 果実は液質の核果。直径8mmほどの球形で、6月に赤く熟す。
【@を拡大しました − もう満開に近いです】
17.3.5 撮影
【A毎年、実がいっぱいなるのに、赤く熟す直前に全然姿がなくなるのです】
17.3.5 撮影
【Aを拡大しました − 今年は、ここを通るたびに果実を撮ってみましょう】
17.3.5 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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