ツルドクダミ Fallopia multiflora(タデ科 ソバカズラ属) 花期は 9~10月。
多年生の帰化植物。根茎は太く塊状。
茎はつる性で、分枝し、長さ1-2mになる。
葉は有柄、卵心形で、先は鋭尖形、表面の脈上に微毛があり、長さ3-6.5cm。
托葉鞘は筒状で短く、膜質、突起がある。
花期は8~10月。
偽総状花序は円錐状に集まって多くの花をつけ、頂生か腋生する。
萼は5深裂し、白色か紅色、長さ1.5-2mm、
外側の3裂片は花後に大きくなって背面が翼状に発達し、
全体は倒卵状心形となる。
痩果は3稜がある卵形、小点があり、光沢があり、長さ2-2.5mm。
中国原産で、薬用植物として江戸時代に渡来し、
現在では各地に野生化している。
漢名は〈何首烏〉
- 改訂新版「日本の野生植物 1」 -
〈蔓蕺草〉葉がドクダミに似ていることによる。
- 増補改訂新版「野に咲く花」 -
【②図鑑で調べて、ツルドクダミと同定 - 茎はつる性で、分枝し、長さ1-2mになる】
21.10.1 撮影
【③偽総状花序は円錐状に集まって多くの花をつけ、頂生か腋生する】
21.10.1 撮影
【③を拡大しました -葉は有柄、卵心形で、先は鋭尖形 】
21.10.1 撮影
【③を拡大しました -萼は5深裂し、白色か紅色、長さ1.5-2mm】
21.10.1 撮影
齊藤さんが見つけられました。
ツルドクダミに、花番号『1605』が付きました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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