テンニンギク Gaillardia pulchella〈天人菊〉(キク科 テンニンギク属) 花期は 5月~。
砂浜などに生える北アメリカ原産の一年草。
茎は高さ30-50cm、全体に毛がある。
葉は互生し、倒被針形、上部の葉は全縁で、
下部の葉は歯牙があるか、羽状に中程まで裂け、裏面は細毛と腺点がある。
茎頂に直径5-7cmの頭花を開く。
総苞片は草質、被針形で3列につき、背面に細毛と腺点密生する。
舌状花は上半部が黃色で3裂し、下半部は紫色または橙色、
筒状花は紫色。
痩果は倒円錐形で、密に毛がある。
明治の中ごろに渡来し、観賞用に栽培され、
本州(近畿地方以西)~九州に見られる。
【②茎頂に直径5-7cmの頭花を開く - オオキンケイギクより大き目です】
15.5.17 撮影
【③舌状花は上半部が黄色で3裂し、下半部は紫色または橙色、筒状花は紫色】
15.5.17 撮影
【④舌状花の特徴がよく分かる頭花を - 舌状花は上半部が黄色で3裂】
15.5.17 撮影
【⑤総苞片は被針形で3列につき、背面に細毛と腺点密生する】
15.5.17 撮影
【⑥総苞片は被針形で3列につき、背面に細毛と腺点が密生する】
15.5.17 撮影
【⑦葉は互生し、倒被針形】
15.5.17 撮影
【⑦を拡大しました - 茎の中部の葉です】
15.5.17 撮影
このテンニンギクもSさんから情報をもらい、調べました。
毎日、秋吉台国定公園を歩かれる方ならではの情報ばかり…。感謝、感謝。
テンニンギクについた花番号は『1389』。夢のまた夢だった1400が見えてきました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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