タウコギ Bidens tripartita 〈田五加木〉(キク科 センダングサ属) 花期は8〜10月。
水田に生え、葉の様子が樹木のウコギに似ていることによる。
田のあぜや湿地、休耕田などに多い高さ20-150cmの1年草。
葉は対生し、長さ5-13cm、普通3〜5深裂し、裂片のふちには鈍い鋸歯がある。
茎の上部のものは単葉で、裂けない。
頭花は黄色で、枝先に1個ずつつき、初めは直径7-8mmと小さいが、
後には直径2.5-3.5cmと大きくなる。
舌状花はなく、全て両性の筒状花で、花床の鱗片に1個ずつ抱かれている。
総苞片は倒披針形で長さ1.5-4cm、葉のように見えて目立つ。
【A葉は対生し、普通3〜5深裂し、裂片のふちには鈍い鋸歯がある】
14.10.3 撮影
【B】
14.10.3 撮影
【Bを拡大しました − 舌状花はなく、全て両性の筒状花で、花床の鱗片に1個ずつ抱かれている】
14.10.3 撮影
図鑑に、「総苞片がとくに大きく、小さな葉のようにみえる」
「総苞片は倒披針形で長さ1.5-4cm、葉のように見えて目立つ」と表現され、
アメリカセンダングサとの区別点まで書かれていますが、
秋吉台では小さいし、頭花も書かれているほど大きくはなりません。
* * * * * おまけ * * * * *
【Cダイナソー・ゴード〈恐竜瓢箪・恐竜カボチャ〉(ウリ科 ユウガオ属)】
14.10.3 撮影
【DSさん宅の庭(秋吉台国定公園内)に植えられています】
14.10.3 撮影
【E昨夕咲いた雌花 − ユウガオの仲間で、花は夕方開き白色】
14.10.3 撮影
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観賞用に植えられ、食べられないとなると、私の興味は薄れます。
最近、Uさんにもらった ポポー(バンレイシ科 ポポー属)(北アメリカ原産) は、甘くておいしかったのですが、
別の人からもらった キワノ〈ツノニガウリ・ツノメロン〉(ウリ科 キュウリ属)(アフリカ原産) は、
いろいろ聞いて、一番おいしそうな方法で食べましたが、感想は「もう、いい…」。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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