タチイヌノフグリ Veronica arvensis〈立犬の陰嚢〉 (オオバコ科 クワガタソウ属) 花期は1〜6月。
ユーラシア大陸原産の2年草。
明治のなかごろに気づかれ、現在では各地に広がっている。
茎は直立して高さ10-30cmになる。
葉は対生し、長さ0.6-2cm、幅0.4-1.8の広卵形でやや大きな鋸歯がある。
上部の葉は次第に小さくなって互生となり、苞となる。
上部の葉腋に青色の花を1個つける。
花は直径約4mm、花柄がほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く。
雄しべ2、雌しべ1がある。萼には腺毛と短毛がある。
刮ハは長さ約3mm、幅4mm平たく、ふちに腺毛がある。
なかには扁平な楕円形の種子が入っている。
花期:4〜6月 分布:ユーラシア・アフリカ原産
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 葉は対生し、広卵形でやや大きな鋸歯がある】
21.2.10 撮影
【@を拡大しました − 上部の葉腋に青色の花を1個つける】
21.2.10 撮影
【A上部の葉は次第に小さくなって互生となり、苞となる】
21.2.10 撮影
【Aを拡大しました − 花は直径約4mm、花柄がほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く】
21.2.10 撮影
* * * * * 花は、気温が上がった晴天下でよく開きます * * * * *
【B保存している画像から − タチイヌノフグリをオオイヌノフグリと比較したら】
13.3.7 撮影
【C上部の葉腋に青色の花を1個つける】
13.4.1 撮影
【Cを拡大しました −花は直径約4mm、雄しべ2、雌しべ1がある】
13.4.1 撮影
この日記を書きながら、「今年こそ、タチイヌノフグリのパッと開いた画像を撮ろう!」と・・・。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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