2021年 2月16日  タチイヌノフグリ



【@今年の開花確認は2月10日、農道のわきでした】
21.2.10 撮影

            タチイヌノフグリ Veronica arvensis〈立犬の陰嚢
                          (オオバコ科 クワガタソウ属) 花期は1〜6月。
          ユーラシア大陸原産の2年草。
          明治のなかごろに気づかれ、現在では各地に広がっている。
          茎は直立して高さ10-30cmになる。
          葉は対生し、長さ0.6-2cm、幅0.4-1.8の広卵形でやや大きな鋸歯がある。
          上部の葉は次第に小さくなって互生となり、苞となる。
          上部の葉腋に青色の花を1個つける。
          花は直径約4mm、花柄がほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く。
          雄しべ2、雌しべ1がある。萼には腺毛と短毛がある。
          刮ハは長さ約3mm、幅4mm平たく、ふちに腺毛がある。
          なかには扁平な楕円形の種子が入っている。
          花期:4〜6月 分布:ユーラシア・アフリカ原産
           − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

         

【@を拡大しました − 葉は対生し、広卵形でやや大きな鋸歯がある
21.2.10 撮影
                                 
【@を拡大しました − 上部の葉腋に青色の花を1個つける
21.2.10 撮影

【A上部の葉は次第に小さくなって互生となり、苞となる
21.2.10 撮影

【Aを拡大しました − 花は直径約4mm、花柄がほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く
21.2.10 撮影

* * * * * 花は、気温が上がった晴天下でよく開きます * * * * *

【B保存している画像から − タチイヌノフグリをオオイヌノフグリと比較したら】
13.3.7 撮影

【C上部の葉腋に青色の花を1個つける
13.4.1 撮影

【Cを拡大しました −花は直径約4mm、雄しべ2、雌しべ1がある
13.4.1 撮影


 この日記を書きながら、「今年こそ、タチイヌノフグリのパッと開いた画像を撮ろう!」と・・・。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP