スズメノエンドウ Vicia hirsuta〈雀野豌豆〉(マメ科 ソラマメ属) 花期は3〜6月。 カラスノエンドウより小型なので、カラスに対してスズメを当てたもの。 道ばた畑などに普通に生えるつる性の越年草。
葉は12〜14個の小葉からなり、先は巻きひげになる。 小葉は長さ1-1.7cmの狭卵形。
花は葉腋から伸びた柄の先に普通4個つき、白紫色で長さ3-4mm。
豆果は長さ0.6-1cmで、短毛があり、中にふつう種子が2個入っている。
【@を拡大しました − 葉は12〜14個の小葉からなり、先は巻きひげになる】
16.4.25 撮影
【A − 花は葉腋から伸びた柄の先に普通4個つき、白紫色で長さ3-4mm】
16.4.25 撮影
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【@カスマグサ − 林縁の草地で】
16.4.10 撮影
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カスマグサ Vicia tetrasperma〈かす間草〉(マメ科 ソラマメ属) 花期は 3〜6月。
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間的な形なので、
カラスとスズメの間という意味でカスマとつけられた。
道ばたなどに多いつる性の越年草。
小葉は8〜12個で、長さ1.2-1.7cm、幅2-4mmの狭長楕円形。
花は葉腋から伸びた柄の先に1〜3個つき、淡青紫色で長さ5-7mm。
豆果は長さ1-1.5cmで毛はなく、種子は4個入っていることが多い。
【@を拡大しました − 花は葉腋から伸びた柄の先に1〜3個つき、淡青紫色で長さ5-7mm】
16.4.10 撮影
【@を拡大しました − 淡青紫色で長さ5-7mm】
16.4.10 撮影
【Aカラスノエンドウの花との大きさの比較】
16.4.10 撮影
【Bスズメノエンドウとの比較 − 大きくて、色が濃いのがカスマグサ】
16.4.25 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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