ススキ Miscanthus sinensis 〈薄・芒/別名オバナ・カヤ〉(イネ科 ススキ属) 花期は8〜10月。
山野の至るところに生える高さ1-2mの大型の多年草。 茎は叢生して大きな株を作る。葉は長線形でかたく、ふちは非常にざらつく。
花序は長さ15-30cm。
花序の中軸は短く、多くの枝を放射状に出す。
小穂は柄の長いものと短いものが対になってつき、長さ5-7mm、黄褐色、
基部には小穂とほぼ同じ長さの白毛が生えている。
両性小花の外花穎の先には長さ0.8-1.5cmの芒があり、途中で折れ曲がっている。
ススキは変異が多い。
小穂の基部の毛が紫色のものをムラサキススキ呼ぶ.
【A今年は全体に濃い色、紫色がかった穂が目立ちます】
14.10.15 撮影
【B淡い色のススキは探し回って見つかるほどでした】
14.10.15 撮影
【C紫色の穂 − 花盛りの時 − 花序の中軸は短く、多くの枝を放射状に出す】
14.10. 撮影
【D − Cに近寄って撮りました − ムラサキススキと思います】
14.9.27 撮影
【Dを拡大しました − 柱頭は紫色、毛と葯が紫色がかっています】
14.9.27 撮影
【E − Dとは別の花序の枝】
14.9.27 撮影
【F淡い色合いの穂 − 花盛りの時の花序】
14.9.27 撮影
【G − Fを接写しました − これもムラサキススキでしょうか】
14.9.27 撮影
【Gを拡大しました − やっぱり全体に紫色を帯びています】
14.9.27 撮影
【H − Gとは別の花序の枝】
14.9.27 撮影
【I今日、探し回っても、花盛りの穂は見つけられませんでした】
14.10.15 撮影
【J − Iを接写しました】
14.10.15 撮影
【Jを拡大しました − 柱頭・葯は見えません】
14.10.15 撮影
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「ススキは逆光で見るときれい」と思っていましたが、今年の花期のススキは逆光で見ると「怖い」感じでした。
花序全体が紫色を帯びたのは、涼しく日差しが少なかった、この夏の天候の影響でしょうか?、
今は、「若い果実」の状態ですので大分白っぽくなりました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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