ソメイヨシノPrunus×yedoensis cv.Yedoensis〈染井吉野〉
(バラ科 サクラ属) 花期は3〜4月。
エドヒガンとオオシマザクラの雑種で、観賞用として広く栽培されている。
よく植栽されているものは栽培品種の〈染井吉野〉であり、
接木で増殖されるため同じクローンである。
高さ10-15mになる。樹皮は灰色。
葉は互生。葉身は長さ8-10cmの広卵状楕円形で、
先端は鋭くとがり、ふちには鋭い重鋸歯があり、ときに単鋸歯が混じる。
葉が展開する前に、前年枝に、
直径4-4.5cmの淡紅色の花が3〜4個散形状に咲く。
花弁は5個、倒卵状楕円形または広楕円形で先端には切れ込みがある。
雄しべは30〜35個。雌しべは1個で、花柱の下半部に白毛が密生する。
萼筒は短く、毛がある。花柄は長さ2-2.5で有毛。
果実は球形で紫黒色に熟す。
【@を拡大しました − 1週間前の桜祭りには、かたい蕾でした】
17.4.1 撮影
【A葉が展開する前に、前年枝に淡紅色の花が3〜4個散形状に咲く】
17.4.1 撮影
【Aを拡大しました − 雄しべは30〜35個。萼筒は短く、毛がある。花柄も有毛】
17.4.1 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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