シロヨメナ Aster leiophyllus 〈白嫁菜〉(キク科 シオン属) 花期は9〜12月。
山林の縁や山道に生える多年草で、匍匐する長い地下茎をもつ。
茎は高さ30-150cm、上部で分枝する。
葉は長楕円状披針形、長さ4.5-15cm、幅2-6cm、鋭尖頭、
下から1/3あたりで急に狭くなり、あとは次第に狭まって、
無柄か、または短柄があり、縁に大きな鋸歯があり、3脈が目立つ。
表面はほぼ無毛、またはまばらな短毛があり、やや薄い。
頭花は直径1.5-2cm、柄は細い。
総苞は筒状で長さ4mm、幅5-6mm、総苞片は鈍頭で微毛がある。
舌状花は白色、ときに淡紫色をおびる。
痩果は狭倒卵形、扁平で長さ2.5mm。冠毛は長さ4mm。
本州〜九州、台湾・朝鮮半島に分布する。
地域的にかなりはっきりした変種がある。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました 】
21.12.15 撮影
【Aこちらはまだ葉が緑色です】
21.12.15 撮影
【Aを拡大しました】
21.12.15 撮影
【Bまだきれいに花が咲いている個体がありました】
21.12. 撮影
【を拡大しました −葉は長楕円状披針形、鋭尖頭、下から1/3あたりで急に狭くなり、あとは次第に狭まって】
21.12.15 撮影
「無柄か、または短柄があり、縁に大きな鋸歯があり、3脈が目立つ」
【Bを拡大しました −舌状花は白色、ときに淡紫色をおびる 】
21.12.15 撮影
【C開花した時期はさまざま】
21.12.15 撮影
【Cを拡大しました − 開花して間もない頭花】
21.12.15 撮影
【Cを拡大しました − 花盛りの時?】
21.11.26 撮影
【D総苞は筒状で長さ4mm、幅5-6mm】
15.10.12 撮影
【Dを拡大しました − 総苞片は鈍頭で微毛がある】
15.10.12 撮影
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シロヨメナは花期の個体差が大きいですね。秋吉台のほかのところでも、さまざまです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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