2016年 7月12日  シオデ



【@雄株 − 林縁で】
16.7.6 撮影

          シオデ Smilax riparia〈牛尾菜〉(シオデ科 シオデ属) 花期は6〜8月。
        アイヌの方言シュウオンテからきたものという。牛尾菜は漢名。
        山野に生える多年草。雌雄異株。
        茎はつる状に長く伸びる。
        葉は互生し、長さ5-15cmの卵状長楕円形で、5〜7脈があり、
        やや厚くて光沢がある。
        葉柄の基部に托葉の変形した巻きひげがあり、これでからみつく。
        葉腋から散形花序を出し、淡黄緑色の小さな花をつける。
        雄花の花被片は長さ4-5mmの被針形。
        雌花の花被片は長楕円形でやや小さい。
        液果は直径約1cmの球形で黒く熟す。


【A − @と同じ株、雄花序です】
16.7.6 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 葉腋から散形花序を出し、淡黄緑色の小さな花をつける
16.7.6 撮影

【B咲き始めの雄花序が写っていました】
16.7.6 撮影

【Bを拡大しました − 雄花の花被片は長さ4-5mmの被針形
16.7. 6 撮影

【C雌株 − 林縁で】
16.7.10 撮影

【D − Cと同じ株、雌花序です】
16.7.10 撮影

【Dを拡大しました − 雌花の花被片は長楕円形でやや小さい
16.7.10 撮影

 シオデは、林縁を歩くと良く目にするのに、雌雄両方の花を撮った年がないような気がして、
 今年は、気合いを入れて撮りました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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