4月30日 シナノタンポポ


【私がエゾタンポポと記録していたのはシナノタンポポでした】
   11.4.7 撮影   
          シナノタンポポ〈信濃蒲公英〉(キク科 タンポポ属) 花期は3〜5月。
        頭花は黄色。
        花粉の大きさと形は一定。「在来二倍体」
        総苞外片は圧着からやや開出し、総苞の3分の2長程度で、広卵形。
        角状突起はない。

     
      「タンポポ調査・西日本2010」に中心になって関わられた、
      兵庫県立「人と自然の博物館」研究員 鈴木 武さんが、秋吉台に来られました。
      山口県のキビシロタンポポが主目的でしたが、今行っている植物調査で分から
      ないタンポポ・私がエゾタンポポとしていたものを見ていただきました。

                        【シナノタンポポ】
                           11.4.7 撮影                       
                           11.4.7 撮影
                  【総苞外片は総苞の3分の2長程度で
                         11.4.7 撮影
                       「広卵形、角状突起はない」                     
                           11.4.7 撮影

 「外見はエゾタンポポとそっくりだから間違うのも無理ないが、若い痩果の大きさが揃っているので
花粉の大きさが同一の『二倍体』タンポポのシナノタンポポ。エゾタンポポは『倍数体』です」
と、言われたと記憶しています。
むずかしくて、よく分かっていないので、まる覚えです。
                 


                  * * * * * 見せていただきました* * * * *

                   【モウコタンポポ(岡山県で採取)】
                        11.4.30 撮影
                           【総苞は】
                          11.4.30 撮影
        【葉はカンサイタンポポより薄く、切れ込みが浅いものから無いものまで】
                           11.4.30 撮影 
                     「秋吉台で捜してみてください」
                     『はーい。ありがとうございます』
                           


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。