シナノタンポポ Taraxacum platycarpum subsp. hondoense〈信濃蒲公英〉
(キク科 タンポポ属) 花期は3〜5月。
草丈20〜30cmの多年草。2倍体。
根出葉は倒披針形で、長さ20-30cm。羽状に深裂するか欠刻がある。
頭花は黄色で、径3.5-4cm。
総苞外片は圧着からやや開出し、総苞の3分の2長程度で、広卵形。
角状突起はない。
ここのタンポポは、人によって名前が違い、様々な名前で呼ばれていましたが、
『タンポポ調査・西日本2010』に中心になって関わられた、
兵庫県立「人と自然の博物館」研究員 鈴木 武さんに、2011年4月7日、
実物を見ていただいた結果、シナノタンポポと判明しました。
【A 例年より少し遅れましたが、今年も咲きました】
15.3.30 撮影
【B総苞外片は圧着からやや開出し、総苞の3分の2長程度で、広卵形】
15.3.30 撮影
【C角状突起はない】
15.3.30 撮影
【D根出葉は倒披針形で、羽状に深裂するか欠刻がある】
15.3.30 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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