2020年 9月15日  シマニシキソウ



【@初めて見たニシキソウの仲間が数個体、コニシキソウと混生していました − カルストロードわきの歩道上で】
20.8.31 撮影

         シマニシキソウ Euphorbia hirta L. (トウダイグサ科 トウダイグサ属) 花期は1年中。
        草本で根は細く、ときに木化する。
        茎は斜上または直立しアーチ状で、下部が木化し、長さ(5-)10-50cm、
        上向きに曲がった白い短毛と開出する黄色い多細胞の粗長毛があり、
        下部で分枝する。
        葉は有柄で托葉をもち、すべて対生する。
        葉柄は長さ1-2.5mmで白い短毛と黄色い粗長毛がある。
        葉身は左右非相称の菱状卵形で、細鋸歯があり、長さ1.5-5cm、幅0.4-2cmで、
        上面に白い短毛、下面に白または黄色い多細胞の粗長毛があり、
        先端は鋭形または鈍形で、
        基部は左右非相称のくさび形、鈍形または円形となる。
        杯状花序は茎の節から出る集散花序が密集した団集花序につく。
        団集花序には長さ0.3-2cmの柄がある。
        苞は披針形で小さい。
        総苞は長さ約0.7mmで、外側は硬先毛がある。
        腺体は4個で、花弁状付属体をもち、花弁状付属体は白色で、長さ0.1-0.2mm。
        子房は白短圧毛に密におおわれる。
        刮ハは広扁卵形で3稜があり、長さ約1.1mm、幅約1.4mm、白短毛におおわれる。
        世界の熱帯、亜熱帯に分布し、
        日本では九州(鹿児島県)、琉球、小笠原に分布し、関東以西に帰化する。
         − 改訂新版「日本の野生植物 3」 −

【@を拡大しました − 茎は斜上または直立しアーチ状で
20.8.31 撮影
                                 
【A葉は有柄で托葉をもち、すべて対生する
20.8.31 撮影

【Aを拡大しました −葉身は左右非相称の菱状卵形で、細鋸歯があり
20.8.31 撮影

【Aを拡大しました − 葉身は左右非相称の菱状卵形で、細鋸歯があり
20.8.31 撮影

【B上向きに曲がった白い短毛と開出する黄色い多細胞の粗長毛があり
20.8.31 撮影

【Bを拡大しました −杯状花序は茎の節から出る集散花序が密集した団集花序につく
20.8.31 撮影

【Bを拡大しました −団集花序には長さ0.3-2cmの柄がある
20.8.31 撮影

「刮ハは広扁卵形で3稜があり、長さ約1.1mm、幅約1.4mm、白短毛におおわれる」

* * * * * 今日9月15日に、不足の詳細画像を * * * * *

C茎は、上向きに曲がった白い短毛と開出する黄色い多細胞の粗長毛があり
20.9.15 撮影

【Cを拡大しました】
20.9.15 撮影

【D葉は下面に白または黄色い多細胞の粗長毛があり
20.9.15 撮影

【Dを拡大しました】
20.9.15 撮影

【E杯状花序は茎の節から出る集散花序が密集した団集花序につく
20.9.15 撮影

【Eを拡大しました】
20.9.15 撮影

 初めて見たニシキソウの仲間は、調べた結果「シマニシキソウ」と同定しました。
 シマニシキソウについた花番号は「1583」。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP