2016年 11月2日  シマカンギク



【@林縁の岩場で垂れ下がっています】
16.11.1 撮影

      シマカンギク Chrysanthemum〈島寒菊/別名アブラギク・ハマカンギク〉 
                           (キク科 キク属)) 花期は10〜12月。
    山麓の日当たりのよいところに生える多年草。
    西日本を代表するキク属の野菊。
    小型の頭花を枝いっぱいにつけ、海岸や山の斜面を彩る。
    茎は叢生し、下部は倒れ、上部は立ち上がって高さ30-80cmになる。
    葉は柄があり、長さ3-5cm、幅2.5-4cmで5中裂する。裂片は鋸歯縁。
    裏面に丁字状毛があるが白く見えるほどではなく淡緑色
    頭花は黄色で直径2.5cm内外、花柄は細く、ゆるい散房花序につく。
    総苞は長さ5-6mm、片は4列で、覆瓦状。
    外片は小さく、卵形または長楕円形で、背部に毛がある。

    各地に様々な変種が知られ、また、イエギクやほかの野生菊と交雑することも多い。

【A − @の下で大きな株を作っています − 小型の頭花を枝いっぱいにつける
16.11.1 撮影
                                 
【Aを拡大しました】
16.11.1 撮影

【B − Aの枝を】
16.11.1 撮影

【C垂れ下がっているこの個体で詳細を撮りました】
16.11.1 撮影

【D葉は柄があり、5中裂する。裂片は鋸歯縁
16.11.1 撮影

【E裏面に丁字状毛があるが白く見えるほどではなく淡緑色
16.11.1 撮影

【Eを拡大しました】
16.11.1 撮影

【F頭花は黄色で直径2.5cm内外、花柄は細く、ゆるい散房花序につく
16.11.1 撮影

【Fを拡大しました − この頭花は筒状花も開いています】
16.11.1 撮影

【Fを拡大しました − この頭花は咲き初めです】
16.11..1 撮影

【G総苞は長さ5-6mm、片は4列で、覆瓦状
16.11.1 撮影

【Gを拡大しました − 外片は小さく、卵形または長楕円形で、背部に毛がある
16.11.1 撮影

 秋吉台国定公園内で私が確認しているのはここだけで、
 キク属専門のSさんも確認され、 ほかの場所のは、考えていた通りイエギクとのことでした。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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