シャクジョウソウ Hypopitys monotropa〈錫杖草〉
(ツツジ科 シャクジョウソウ属) 花期は 6月〜。
山地の林中のやや暗いところに生える。
全体が淡黄褐色。
茎は高さ10-20cmで、上部に剛毛が生える。
鱗片葉は広卵形で、先がとがる。
6〜8月、茎の先に総状花序をつくり、4〜8個の下向きの花をつける。
萼片は4〜5個、長楕円形で、長さ1-1.2cm、外面に剛毛が生え、
上部に不規則な歯牙がある。
花弁は4〜5個、長楕円形で、長さ1.2-1.5cm、
先は円く不規則な歯牙があり、内外面ともに長めの毛が生える。
葯は水平に並ぶ大小の2室からなる。
花柱は4-6mm。
花は下向きに咲くが、花後しだいにもち上がり、
果実は完全に上向きにつく。
刮ハは広楕円形で径5-6mm。
和名は〈錫杖草〉で、全形を錫杖に見立てたもの。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【@を拡大しました】
18.6.13 撮影
【@を拡大しました − 花弁は4〜5個、長楕円形で、長さ1.2-1.5cm】
18.6.13 撮影
* * * * * 6月15日:追記 * * * * *
【A2日後、1本が倒れかかっていました】
18.6.15 撮影
【Aを拡大しました】
18.6.15 撮影
2日とも何枚も撮ったのに、ピントが合わず、こんな画像しかありません。
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この林をほかに生えていないか探しましたが、写っている1かたまりだけでした。
シャクジョウソウについた花番号は、『1523』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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