セトガヤ Alopecurus japonicus〈瀬戸茅・背戸茅〉(イネ科 スズメノテッポウ属)
花期は 1〜12月。
牧野富太郎によれば、
「瀬戸茅の意味であるが、または背戸茅で裏口の田に生える意味であろう」という。
水田などに群生する高さ25-60cmの1年草。
よくスズメノテッポウと混生している。全体に白緑色でやわらかい。
葉は長さ5-14cm、幅4-6mmの線形。
花序は長さ4-7cm、幅5-8mmの円柱形で、
やや光沢のある黄緑色の小穂を密集して多数つける。
小穂は長さ4-6mmの狭卵形で、小花は1個つく。
包頴は小花とほぼ同長で、中脈には白い毛がある。
小花の外花頴の先端には長さ0.6-1cmの芒があり、小穂の外につきでる。
雄しべは3個あり、葯は白色。
花期:5月 分布:本(関東地方以西)、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました −小穂はスズメノテッポウより大きく 】
21.1.4 撮影
【@を拡大しました − 長い芒が小穂の外に突き出て目立つ】
21.1.4 撮影
【A昨年の開花確認画像です】
20.1.24 撮影
【Aを拡大しました −雄しべは3個あり、葯は白色 】
20.1.24 撮影
【B水田などに群生する高さ25-60cmの1年草】
13.3.19 撮影
【Bを拡大しました】
13.3.19 撮影
【Bを拡大しました】
13.3.19 撮影
今年開花確認済みの植物で日記に無いものを探したら、セトガヤが当たりました。
保存してあるセトガヤの画像は、以上がすべてで、反省しきり。
今のカメラとレンズで、こんな画像しか撮れてないなんて・・・。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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