3月6日  セントウソウ(セリ科)

   (開花確認した日)     06.2.26 撮影
   
 セントウソウ〈仙洞草/別名オウレンダマシ〉(セリ科 セントウソウ属) 花期は3〜4月。
 山野の林内や林縁などに生える高さ10〜25pの小型で繊細な多年草。葉は1〜3回3出羽状複葉、紫色を帯びた長い柄がある。茎の先に複数形花序を出し、白色の小さな花をつける。別名は葉がキンポウゲ科のセリバオウレンに似ていることによる。
 
                                        
【上の画像を拡大しました】
 06.2.26 撮影

「咲いているよね?」
友人がルーペを取り出し、「咲いています!」と。

  【上の株の5日後は】  
06.3.3 撮影

【上の画像を拡大しました】
06.3.3 撮影

           夕方だったので実際の色と少し違い、撮り直そうと思いました。

【その翌日・・・】
(上とは別の花です)    06.3.4 撮影

夜の山焼きの準備前に来てみたら、開花確認した花は消え、掘った跡が残されていました。

別名の「オウレンダマシ」どおりにセリバオウレンの若い株と間違えたか、
セントウソウと承知の上で、盆栽の下草用に掘って帰ったかのか・・・。
信じられないかもしれませんが、珍しくもないセントウソウでさえ盗掘されているこの現実。
繰り返して見に来る私は、何度もこの目に遭っているのです。

 3月6日(月) 終日雨。
 秋吉台を休んで雑用の片づけに専念しました。

 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。