1月3日  セイヨウタンポポ(キク科)

   06.1.3 撮影
   
 セイヨウタンポポ〈西洋蒲公英〉(キク科 タンポポ属) 花期は1〜12月。
 ヨーロッパ原産の多年草。明治時代に渡来し、現在、都市周辺では最も普通のタンポポになっている。葉の裂け方は変化が多く一定していない。頭花は直径3.5p〜5p。総苞外片がつぼみの時から反り返っているのが特徴。

 セイヨウタンポポは、1年中秋吉台のどこかで見られ、この冬の厳しい寒さで葉の勢いがないものの、今もあちこちで咲いています。
 シロバナタンポポは、11月に開花したものの12月の寒さで咲くのをやめているし、カンサイタンポポは、つぼみさえ見られないのに、セイヨウタンポポは、暑さ寒さに強いタンポポです。

                 【一番きれいな時は、やはり春です】                  
                        05.4.28 撮影
                                                             
「ヨーロッパ原産であるが、今では世界の温帯〜暖帯のいたるところに分布する世界種である。
単為生殖のため、1株だけで種子ができるので分布速度が速く、また病害虫にも強いので、かくも広がったのであろう」
  
                    【上の画像を拡大しました】                  
05.4.28 撮影

「総苞外片はつぼみの時から下向きにそり返る」