9月17日 サワトウガラシ


1週間前の雨が上がった午後、稲刈りが終わった田で小さな花を見つけました。
花は柔らかそうな上に水をどっぷりと含んでいるし、稲刈りで茎はちぎれていました。
初めて見た花なので手持ちの図鑑で探し続け、今日、サワトウガラシと確信しました。

【①これしか見つけられませんでした(手前に写っているのはヒナガヤツリ)】
12.9.10 撮影

      サワトウガラシ〈沢唐辛子〉(ゴマノハグサ科 サワトウガラシ属) 花期は8~10月。
     湿地に生える1年草。
     茎は直立して高さ5~20cm。
     葉は柔らかく線状披針形で先は長くとがり、1本の主脈のみ顕著で、
     長さ5~10mm、幅1~2mm。
     上部の葉腋に正常花をつけ、花柄は細く、長さ4~12mm。
     萼は鐘形で深く5裂し、長さ3~5mm。
     花冠は紅紫色で長さ5~6mm。
     茎の中部の葉腋に花の長さ1.5mmほどの柄のない閉鎖花をつける。
                        

                        【①を拡大しました】
                           12.9.10 撮影
                   【②生えている場所、花の色・形と・・・】
                         12.9.10 撮影
                  【③全縁の細い葉が対生していることから】
                         12.9.10 撮影
                   【④サワトウガラシと同定しました】
                         12.9.10 撮影
                                 
 もう一度行って見たいのですが、台風や諸々の障害があって、まだ行けずにいます。
 田が掘り返される前に必ず行って、その後の様子を見ようと思っています。