サルトリイバラ〈猿捕茨/別名ガンタチイバラ・カカラ〉(ユリ科 シオデ属) 花期は4〜5月。
山野に普通に見られる、落葉つる性半低木。雌雄異株。
茎に鈎状の刺があるのでこの名がついたらしく、
この刺と、柄の基部にある巻きひげで他のものに絡みついて茎を伸ばす。
葉は互生。葉身は円形〜楕円形で、先は小さくとがり、ふちは全縁。
葉の展開と同時に散形花序をだし、直径5〜7mmで淡黄緑色の花を多数つける。
花被片は6個、外側の3個は楕円形で大きく、内側の3個は被針形で小さい。
果実は液果。直径7〜9oの球形で、10〜11月に朱赤色に熟す。
西日本では葉を団子を包むのに使う。
【今が花盛りです − 雄花】
11.4.28 撮影
【上の画像を拡大しました− 雄しべは6個】
11.4.28 撮影
【雌花を】
11.4.28 撮影
「花柱は基部から3裂する」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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