サクラマンテマ〈別名フクロナデシコ〉(ナデシコ科 マンテマ属) 花期は4〜6月。
地中海沿岸原産の1年草。
明治中期ごろ園芸用に移入され逸出帰化、人家周辺の空き地などに発生する。
全体にやや粗い毛があり、上部には腺毛がある。
茎はまばらに分枝し、下部はや地面を這い、上部で立ち上がって高さ50cmほどになる。
葉は対生。長楕円形〜長卵形、全縁で下部のものには葉柄があり、上部では無柄。
茎の頂に花穂を出し、直径2cmほどの淡紅紫色の5弁花を一方向に向けてつける。
花弁の頂部は深く凹む。
09.4.12 撮影
「直径2cmほどの淡紅紫色の5弁花を一方向に向けてつける」
【花弁の頂部は深く凹む】
09.4.11 撮影
【葉の様子は「大きなハコベ」で・・・】
09.4.12 撮影
「葉は対生。長楕円形〜長卵形、全縁、上部では無柄。」
花が咲くまで目にとまらなかったのだと思われます。
きょう撮り直しに来ていたら、運良くそばの家の方に出会えました。
「この家は建って60年になりますが、ずっと住んでいた伯母(叔母?)が草花が好きだったから・・・」
庭にあったウスベニカノコソウやサクラマンテマの種が飛び出て、毎年春に花を咲かせ続けてきたのでしょうか。
「観光客には立ち止まって見ている人もいたので、草を刈って良いものか迷っていました」とも。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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